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悪夢探偵(2006/日)

観てきました。悪夢探偵。
塚本さん、やりたい放題。いいですっ!

流し台の上に包丁を持ってたたずんだり、
太極拳のポーズをしたり、血の涙をながしたり。いいな~。
「自分の世界観を誰にでも分かるかたちで再現する。」
というのが一番の目的でしょが、
誰にも邪魔されずにすき放題演技できる、
というのも映画監督の醍醐味ではないでしょうか?

『鉄男Ⅱ』では、変な辮髪姿で、
水銀と思われる液体に背中から「す~っ」と沈んで、
パワー補給する姿も素敵でした。
(里見八犬伝の夏木マリさんの血のプール、のようなもの)

恐ろしい・奇妙な悪役のポーズやら、アイテムなど
アイデアが浮かんで、鏡のまえ自分でシミュレートして、
「イケる!」って思ったとき気持いいんでしょうね。
いいなぁ・・・。

血が飛び散る映画が大丈夫な人はきっと楽しめますので、
みなさんどうぞ。

hitomiさんが想像以上に好演されていましたよ。