先日、東京のサントリーミュージアム(東京ミッドタウン)&国立新美術館で観てきました!
常設展で1枚や2枚、観ることはあったのですが、
いちどに沢山の絵を観ると改めて圧倒されました。
まずはサントリーミュージアムの「魂のポートレート展」。
はじめての東京ミッドタウン。ビックリしました。
ゴージャス。歩いてる人もお高級な空気をまとっています。
一昔前はテレビや雑誌で「東京vs大阪」的な特集があったように記憶しているのですが、
いや、もうね、今じゃ絶対そんな企画は無理ですね。比較になりません。
美術館の中は暗めで、それぞれの絵にスポットライト。天井は低めです。
人も少なめで、とても落ち着いて観ることができました。
作品は「ポートレート」ということで、人が中心。
青の時代の絵のような、筆の跡があまり残らない写実的な絵は凄いし、
いわゆる「ピカソ」的なキュビズムの絵も楽しいのですが、
わたしが好きなのは、ギリシャ神話を題材にしたエッチングや、素朴でおおらかな感じの油絵。
ゴツゴツした大きな手足をもった、のんびりした男女の絵は幸せな気持になれます。
「ピカソってスゴイな~、絵の力ってスゴイな~」とかなり興奮して、美術館を出ました。
そして、ランチ。東京ミッドタウンのスペイン料理屋さんでいただきました。
ピカソ展企画で、美術展の半券をみせたら、ワインかアイスクリームのオマケ付き。
絵を観て気分が良いので、お昼間ですが、ワインにしました。
ひとりでルネッサーンス。音、出えへんけど。
その後、徒歩で国立新美術館に移動。
こちらは「愛と創造の奇跡展」です。
天井が高く、明るい広い会場に立体を含めた沢山の作品がありました。
そこにジャン・コクトーと一緒の写真が。すごく仲良しだったようです。知りませんでした。
▽コクトーの絵はピカソと似ているな~と前々から思っていました。
http://funkygemini.kt.fc2.com/miniart/kokuto.html
改めて観ても、やっぱり似てるな~。
どっちがどっちに影響を与えたのか?というのは愚問なんですかね。
当日、図録を買おうか迷ったのですが、
ネットで購入可能だったので、家に帰ってからオーダーし、今日届きました。
うーん、やっぱりホンモノを観てきて良かった!
・・・琳派展は時間がなくて、断念しました。
コメント (4)
一人ですか><
投稿者: うめきち | 2008年10月27日 17:19
日時: 2008年10月27日 17:19
>うめきちさん
いつも、ユニークな視点でのコメントありがとうございます。うめきちさんは、美術館は彼女かお友だちと行かれるんですか?
投稿者: キリタニ | 2008年10月27日 18:35
日時: 2008年10月27日 18:35
ご無沙汰です。
バルセロナでピカソ美術館行ってきました。
幼少の頃からのその超人的感性と技術に圧倒されながら
「CIENCIA Y CARIDAD」という15歳くらいの時に描いた絵を
観て涙がこぼれてました。
ピカソの生きてきた経緯を作品で観れてようやく「ゲルニカ」の
意味を感じ取れた気がしました。
今度東京に来られる際はご一報ください♪
投稿者: 匿名 | 2008年10月28日 21:28
日時: 2008年10月28日 21:28
お名前がなかったのですが、shimaさんですよね?
「CIENCIA Y CARIDAD」ネットで検索して、観ました。
15歳の頃ですか、、、圧倒されました。
>ピカソの生きてきた経緯を作品で観れて
>ようやく「ゲルニカ」の意味を感じ取れた気がしました。
そうですか・・・なんとしてでもスペインに行かないといけませんねぇ。
>今度東京に来られる際はご一報ください♪
ありがとうございます~。ぜひぜひご飯でも。
やっぱり、刺激が多くて楽しいですね。東京。
絵を観る力をつけるために
こういうのを受けてみようかな~って思ったら、
http://www.bijutsukentei.jp/index.html
ちょうど試験が終わったところでした。
投稿者: キリタニ | 2008年10月29日 10:14
日時: 2008年10月29日 10:14