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2009年08月 アーカイブ

2009年08月01日

おやすみ

8月5日(水)までお休みをいただきます。
パソコンが見られない状態になりますので、
お急ぎの方は携帯電話までご連絡ください。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2009年08月11日

お墓参り

行ってきました!墓参り。十数年ぶりです。
とはいえ、わたしは大阪(市内)生まれの堺育ちという、シティガール。
父親が15歳まで居た対馬です。

どーん。桐谷家の墓。
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想像していたより派手でした。(真言宗)

わたしが5歳くらいのとき、祖父が亡くなりましたが、そのときは土葬。
たぶん、白骨化してから、掘り返して、お墓に入れるのでしょう。
今は普通に、火葬場で火葬しているようです。
港で入った寿司屋の大将は「自分が子供の頃は浜で1日かけて焼いてた」と言ってました。

自分達で時間をかけて火葬というのはいいですね。大セレモニーって感じで、きちんとお別れできそうです。小さな子供は下手するとトラウマになるかな?

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このお墓のある父が育った集落は対馬(対になってる)の下のほうの島の一番下。
豆酘(つつ)というところ。
大阪から新幹線で3時間。福岡からはフェリーで4時間半。島の港から車で40分。
人口1000人そこそこ(ネット情報)。
・・・何もありません。

ということで、今回は「お墓参り」という名目のもと家族から選別を頂戴しましたが、
せっかくの九州ということで、3人の友だちに会ってきました。

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●往路
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対馬行きのフェリーに乗る前に、博多でYさんと約1年ぶりに再会。
「冷え性の女性」といったイメージがありましたが、外まわりの仕事のせいか、ご主人が優しいためか、とても元気そう。二人で繁華街・天神をウロウロ。

博多ん子は、みんな、お洒落ったいね~!

友だち曰く、東京都同じで各地方のお洒落な人が集まっているので、センスが良い街になっているらしいです。(▼偶然、写ったテムジン前の若者も男前ですな。)
途中、ご主人と合流して、人気店「テムジン」でギョーザ、ホルモンをご馳走になりました。
2009ts-tem.jpg
店を出ることには自分がニンニクになった気分でした。

Y夫妻、フェリー乗り場で船がでるまで、付き合ってくださいました。
ありがとうございます。

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<対馬2泊>
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●復路
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こちらも1年ぶりのS君。
ジェットホイール「ビーナス号」からフラフラになって降りてくる私を港で出迎えてくれました。
そして、予約しておいてくれた『長野』へ。

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博多名物「水たき」ったい!うまか~!鶏がプリプリじゃけんね!

地味なお鍋に見えますが、先にお肉だけいただき、そのあとそのお出汁で野菜をいただくのです。すき焼きと同じね。
店構えは純和風、お姉さんも和装です。名札が、ファーストネームなのが気になりました。

そして博多タワーにのぼったとよ!結構、高いんよね~!

そして夕刻、Hさんの住む山口へ。
新山口の駅を降りて、静かな駅前ロータリーに出ていくと、妊婦が運転する軽自動車がお出迎え。
1年半ぶり。息子のK君も来てくれました。

「ボンジョルノ~」と出迎えてくれる郊外の素敵なイタリアンで食べたあと、
すぐ近くの温泉で、ひとっ風呂。宇部のHさん邸に宿泊。

翌朝、私ひとり寝坊。失礼しました。
レンガの塀が多い素敵なご近所をお散歩後、有名店「穴子漁師の店たまちゃん」へ。

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香ばしくって美味し~い。やさしい味です。

その足で、新山口に送ってもらい、帰ってきました。
楽しく美味しい旅でした。みなさま、ありがとうございました。

★おまけ1
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対馬の港町、厳原のユースホステル「西山寺」。そう、お寺です。
さすが禅寺だけあって、掃除がパーフェクト。
そして、とってもセンスが良い。
もしも、もしも、対馬に行くことがあれば泊まってみてくださ~い。

★おまけ2
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東京は「スイカ」。大阪は「イコカ」ですね。博多は「はやかけん」。
・・・これはJRじゃないか。

2009年08月17日

佐川美術館

もともと行くつもりだった「太田大八とえほんの仲間たち展(佐川美術館)」をのチケットをいただき、滋賀県まで出かけてきました。水を湛えた湖畔の美しい美術館です。

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太田大八さんは今年90歳。現役の絵本作家さんです。
大好きな絵本『傘』の原画もありました。とても有名なのでご存知の方も多いと思います。

赤い傘の女の子がひとり、父さんを駅まで迎えにいきます。
言葉はありません。とくに事件も起きません。
それだけの絵本ですが、洗練された構図のモノクロの画面に配置された赤い傘が印象的です。

女の子は5つか6つでしょうか。
小さな子供が一人でお父さんを迎えに行くことが「非常識」となってしまった今、
すてきな日常を描いた物語ではなく、もう存在しないノスタルジックな物語になってしまいました。寂しいな~。

ほかに印象的だったのは、『絵本西遊記』。
1997年6月初版といことは、75歳を過ぎてからの出版です。
繊細で色鮮やかで「新しい」イメージ。格好いいんです。

75歳になるまで40年はある。
健康で元気に頑張っておけば、なんとか間に合うかなぁ・・・。


こちらは、樂吉左衞門館。
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▼以下、佐川美術館のホームページより引用
「守破離(しゅはり)※」をコンセプトに、美術館としては珍しい水庭に埋設された地下展示室と、水庭に浮かぶように建設された茶室の2つで構成。樂家の伝統と斬新な造形美を表現するべく、樂吉左衞門先生ご自身が設計創案・監修されました。
※千利休の「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」から来た言葉

ギリギリまで照明を落とした暗い室内に水を挟んでゆらぎを含んだ太陽光が入ってきます。
器を生かすために、つくられた空間ですが、空間そのものに感動しました。

とても贅沢な気分になれますよ~。

2009年08月23日

須飼秀和展(@明石市立文化博物館)

秋の作品展に向け、
やる気とヒントをいただくため『須飼秀和展』を観にいってきました。
日本標準時の子午線上にある明石市立天文科学館の近く。明石市立文化博物館です。

須飼さんの絵はとっても、やっさしぃ~い。谷内六郎似です。
「○○似」というのは、あまり上品な褒め言葉ではないとは思うのですが、
私は谷内六郎が大好きなので、許していただきたく存じます。

展示されている絵は明石を中心とした懐かしさを感じる街角の風景画、百数十点。
「あっ、見たことある!」と思ったら、以前住んでいた大正区のお風呂屋さんでした。

須飼さんの絵の特徴は、どの絵にも、雲がひとつも浮かんでいないこと。
しかも、全く同じ色合いのペンキで塗りつぶしたようなブルー。

町を見てもらうためなのか。
安易な演出を排除するためなのか。
聞いてみたいな~。

チラシにはプロフィールがなく、
50歳代の男性と勝手に思い込んでいましたが、
なんと1977年生まれ。
この歳で、この作風。そして圧倒的な作品数・・・。
あぁ嫉妬。

●須飼さんの作品が掲載されているギャラリー島田さんのページ
http://www.gallery-shimada.com/schedule/exhibition/sugai_0809.html

帰りは駅前商店街「魚の棚」を散策しました。
明石だけあって、生のタコだらけ!
「昼網」の札。お昼にあがったピチピチのタコさんなんですねぇ。

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調理する腕がないので購入しませんでしたが、
活気のあるお魚屋さんが並んでいる楽しい商店街でした。
明石焼きのお店も多し。

2009年08月27日

ヌードクロッキー

十数年ぶりにヌードクロッキーをしました。

絵本教室卒業生仲間との寄り合いで、
何度かお互いをモデルに描いた(もちろん着衣)のですが、あまりに下手くそ。
自主練をしようと思い立ち、クロッキーができる場所をネットで探しました。

場所は西宮北口のサコタアートオークションさん。

参加者は私を含め4名でした。ずっと年上の男性3名です。
あと、運営されているサコタさんも描いておられました。
講師はいません。

クロッキーの時間は2分~15分です。

モデルさんがゆっくりと自分の意思で動き、
だれかが「ストップ」の声をかけると2分ほど静止、
その後また動きはじめる、ムービングというのもはじめて体験しました。
何をどうしていいのやら、あたふたしている間に10分が過ぎました。
動いている間も他の方々は描き続けておられるようでした。

モデルさんは、誰の指示を受けるでもなく格好いいポーズを決めてくださいます。
上から下まで緊張感をもってポーズ。さすがですね。
特に手のポーズが格好良くて、女らしさの極意のようなものを感じました。

クロッキー、めちゃくちゃ楽しいです。
自我が無くなくなりますね。
集中しすぎて、呼吸の回数も減っているだろうな~。

休憩時間にあつかましくも、
彫刻をされていたというサコタさんに色いろ質問して、
コツを伺いました。納得納得。
しかしまぁ、絵には反映されませんでした・・・。

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【2分】の成果。

クロッキーが終わったあと、ギャラリーにて作品を拝見。
オークション用の若手作家さんの絵が沢山展示されていました。

サコタアートオークションさんは年に1回、
神戸の会場でオークションを開催されています。

現代の若手作家さんの作品も少しはあるそうですが、
売買される作品はほとんどは「名の通った」作家さんのものだそうです。、

オークション前には作品を見てもらうための展示会を開き、
作品の写真と予想価格の入ったパンフレットを作成されます。
去年のパンフレットをいただきました。
超大物の芸術家を発見しましたよ・・・誰だと思います?
びっくりしますよ。

ロダン。千利休。

大物にも程があります。
藤田嗣治のリトグラフもありました。

ロダンと千利休はさすがにビックリ価格ですが、
リトグラフとはいえ、藤田嗣治の作品はOL初任給で買える価格。
美術館で見る作品に"予想"とはいえ値段がついているのは新鮮です。
下世話ですが、面白いです。

つぎのオークションは秋。
「気軽に楽しんでもらいたい。デートコースにでもなるといいな」と仰ってました。

不景気であっても「売りたい」人も増えるので、
取引が少なくなるということは無いようです。

オークション、行ってみたいと思います。
クロッキーも月に1回。時間が許せば続けたいな~。
秋に向けて楽しみが増えました。

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